転職まえの準備
転職したい企業を決め、そちらに転職用の履歴書を送ったあとに面接を受けるのが一般的な流れです。
転職者を対象とした面接では、
・転職を希望する理由
・今までの経験やスキル、資格
・転職した後どのような仕事をしたいのか
といったことが聞かれます。
面接で、しどろもどろになることがないように、転職に向け事前の準備をしておきます。
その方法として転職を希望する会社について下調べをするといいでしょう。
転職を希望する企業のホームページがある場合は、事業内容などを調べ、会社が期待する人物像というのを探ってみます。
下調べをすることで、会社が転職者に求めるスキルや条件なども見えてくることがあります。
企業の情報収集から初めると、転職後にどのような仕事をしたいかという質問にも的確に答えられるようになります。
面接の服装と態度
転職の際、面接で気を付けなければいけないことは、まず第一印象です。
転職の面接時間は、時間にすると数10分程度です。
これで自分をアピールしなくてはいけないのですから、持ち物や服装といった最低限のマナーを守らないと減点になります。
転職をしたいという気持ちで、ヤル気がみなぎっていたとしても、ヨレヨレのスーツや、あまりにも派手な服装だったりすると、転職の面接で相手に良い印象を与えるのは難しいでしょう。
着ていく服はしっかりとアイロン掛けし、靴は磨き、清潔感のある服装を心がけます。
男性は髪やヒゲを整え、女性は化粧やアクセサリーが上品なイメージに心がけます。
遅刻は悪いイメージを相手に持たれます。面接に絶対遅れることのないように、時間に余裕をもって出かけます。
また必要書類を確認して忘れずにします。待合室などで社員から観察されていますので、気を抜かずに礼儀正しい応対をしましょう。
転職の面接を受ける際には、姿勢などもみられています。しっかりと背筋を伸ばし、足など組まないように礼儀正しく面接を受けましょう。
面接の受け方
転職の面接で必要なことは、前向きな自分をアピールする必要があります。
前の職場を辞めた理由は、ネガティブな内容を口にしないことです。
「自分はこういったことをしたかった」、が思うようにいかなかったので、転職できたら必ず実行したいと思っています。
こういうような前向きな発言をすることで、相手企業からのイメージが良くなります。
質問することが何もないということは、積極性が感じられなく思われます。
転職への熱意を感じさせるために、前もって質問を用意しておきましょう。
たてえば転職者に対して求めているのは、どういった戦力やスキルかなどを聞いてみます。
外からは見えないので、会社を訪問し、建物内部の掃除や整理整頓状況、社員の話などを聞くと、自分が持っていたイメージと変わってきます。
就職経験がある程度あると、壁の掲示物や廊下・トイレの掃除具合から社内のモラル状態が想像できます。
面接で、相手に悪印象をもたれない聞き方で、質問してみます。
転職後、その会社が嫌になるケースとしてワンマン社長や部長などの上司に振り回されることや雇用条件が違うことがあります。
そのため辞めていく社員が多く求人を繰り返していたりします。
面接では自分自身をアピールするものですが、同時に転職先に選んで良いところかどうか調査するチャンスですよ。
私自身が経験していますが、社長や部長の態度が必要以上に大きかったり、話が大げさに感じられたり、周りの社員が必要以上に気を遣っていたり感じられることがあります。
他にも、あなたの今までの経験してきたことを加え、会社訪問や面接などの転職活動全般を通じ、チェックしておきたいものです。
また聞き方には注意すべきですが、給与や待遇の「うやむや」加減が転職先選択には参考になります。
入社してから後悔しないように、雇用条件を明確にしておきましょう。